古い穀増「コクマス」(米の貯蔵庫)の板壁を再利用しました
「コクマス」とは、農家で古くから使用されている、米を保存するための倉庫のことをいいます
地域の気候や土地の特性に合わせて、壁や柱には地域によって異なる木材が使用されており、床板には耐水性に優れたヒノキやユズノキの板が使われています
米を長期間保存するための機能性が考慮されています
「studio のっけ」は「のっけ工房」の横にあった納屋を改修して作りました
のっけという名前はお父さんの名前からとり名付けられたそうです
そんな思いからなるべく柱や壁、梁、階段などの古材を残して内装に取り入れています
その結果、特別な思い出がたくさん詰まった温かみのある場所となりました
おじいさんやお父さんの想いが受け継がれたこの場所を子供や孫たちの手へ
この地域の新しい拠点となり、地元の人々が集い、文化や交流を深める場所として、そして次の世代へとつながっていく場所として、大切に守られていきます